運命の人と出会う確率

運命の人と出会う確率。
不確定要素が多すぎて、一概に計算で求めるには非常に難しい難題です。
よく考えられる計算としては、
地球上に生存する男女の数から一人を選ぶ確率計算で求めていますが、
例えば日本だけにしか生活していない場合などは条件として当てはまらない数字であることは明確でしょう。

今回は、少し地域を限定した計算をしてみたいと思います。
下記にモデルケースをいくつか用意してみます。
前提条件として、
・成人であること。
・20代~30代であること。
・出身地は考慮せず、住民票を置いている都道府県に在住している人はその在住先の人とします。
→例えば、福岡県出身で東京都に住民票を置いている人であれば、東京都の人です。
・同じ高校で付き合ったなどだと限定的な事象は省きます。
・血液型による相性、体型や性格による相性の条件は省きます。

[モデルケースその①]福岡県内で運命の人と出会う確率

例えば、
福岡県在住の方が福岡県内で運命の人と出会う確率はどうでしょうか。
難しい数学は用いず、単純な計算で求めて見ましょう。
ここではドレイクの方程式を用います。
※ドレイクの方程式とは、宇宙にどれくらいの地球外生命体が分布しているのか推定する方程式です。1961年にアメリカの天文学者であるフランク・ドレイクさんによって考察されました。

下記の方程式を応用することで、出会いの確率を計算してみます。

N=Ns×fp×ne×fl×fi×fc×L

N 銀河系に存在する高等文明の数
Ns 銀河系に毎年うまれる恒星の数
fp その恒星が惑星系をもつ確率
ne そのなかで生命が生存可能な環境をもつ惑星の数
fl そこに生命が発生する確率
fi その生命が知的生命体に進化する確率
fc その生命体が他の星に対して通信をおこなえる確率
L その高等文明の継続時間

参照URL:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%81%AE%E6%96%B9%E7%A8%8B%E5%BC%8F

ドレイクの方程式の解Nの値が何を意味するのかというと、地球人と交信可能な文明を持つ星の数に値します。

本稿では、運命の人の数として、数式にはそれぞれの因子を勝手に 置き換えることにします。

※計算手法については深入りするとどこまでも考察できるため、
今回は敢えて単純な計算手法を用います。突っ込みはご勘弁くださいm
それでは、早速計算してみます!

計算は統計数値を活用!

(1)福岡県で男性・女性はそれぞれ何名いるのでしょうか。
福岡県の男性および女性人数
福岡県総数:5102871人
男性:2409926人
女性:2692945人
人口性比:89.4903535
(平成27年国勢調査人口速報集計)

人口に対する20歳~39歳(交際に発展する可能性のある年齢、以下、対象齢とする)の割合を求めていきます。
参照:平成27年国勢調査 年齢・国籍不詳をあん分した人口(参考表)(総務省統計局)
男性
20歳~24歳:48481人
25歳~29歳:46629人
30歳~34歳:52101人
35歳~39歳:56491人
男性合計:203702人
福岡県の男性総数に対する対象齢の割合は、8.45%

女性
20歳~24歳:129531人
25歳~29歳:136835人
30歳~34歳:157656人
35歳~39歳:174311人
女性合計:598333人
福岡県の女性総数に対する対象齢の割合は、22.21%

対象齢の女性比は74.60%。(使わないデータですが気になって計算しました。福岡はハーレムですね。)

(2)男性、女性の中から運命の人に出会う確率を計算します

出会って相手から気に入ってくれる確率を5%、好意を抱く人の確率を5%、独り身である確率を60%(いま独身者多いので60%にしてみました)、交際に発展して破綻しない確率(順調に交際可能な確率)を30%と仮定します。
日本の総人口は127110047人(平成27年地点)です。
内訳としては、
男性:61829237人
女性:65280810人
女性比:51.35771054

つまり、
127110047(日本の総人口)*0.5135(女性比)*(2692945/65280810)(女性における福岡県在住率)*0.222(対象齢率)*0.05( 好意を抱く人の確率)
これらを掛け合わせてた数は29887.20174人です。
さらに、気に入ってくれる確率5%と独り身率、破綻しない率をすべて掛け合わせてみると、、、
29887.20174(人)*0.05*0.6*0.3は268.9848157人
福岡県民の総数5102871で割ってみると、、、
0.00527%
と計算できました。

結構低いですね。100000人と出会ったとして、5人と上手くいくイメージです。
そのように考えると、しっくりくるのかもしれません。

さらに追いかけてみましょう。

[モデルケースその②]福岡県在住の方が東京に在住のビジネスマンと運命の出会いに恵まれる確率は極めて低い

福岡県在住の方が東京に在住のビジネスマンと出会う確率はどうでしょうか。
東京は日本の各地方から上京した方が非常に多く、人種のるつぼといわれるアメリカのようなイメージがあります。
東京都の男性および女性人数
東京都総数:13513734人
男性:6662838人
女性:6850896人
人口性比:97.25498679
(平成27年国勢調査人口速報集計)

男性
20歳~24歳:395989人
25歳~29歳:453532人
30歳~34歳:511508人
35歳~39歳:544329人
男性合計:1905358人
東京都の男性総数に対する対象齢の割合は、28.60%です。
その内、働いている人数が80%とし、福岡県への出張が頻繁にあるビジネスマンの割合を0.5%とすると、
1905358*0.8*0.005=7624.8人。
さらに、その福岡へ出張へ行ったビジネスマンのうち、
仕事後に一人で博多駅周辺のBarに行って、お酒を飲んでいる割合を1%とすると、76.248人。
福岡へよく出張へ行くビジネスマンの76.248人のうち、好みのタイプである確率を5%、
好意を抱かれる確率を5%、独身率を60%とすると、
76.248(人)* 0.05*0.05*0.6=0.114人

(上記数字の仮定は筆者の勝手なイメージでつけました。)
仮定に仮定を何個も重複して極めてファンタジーな数字がでていますが、計算手法の間違い含め、ご容赦ください。

この調子で計算を行っていくと、
福岡県のとあるBarでその方が混じっており、たまたま隣り合わせになって恋愛に発展する確率は。。。

福岡県の女性(夜、一人で博多駅周辺のBarに行く確率を0.1%とします)を例にして、

598333人*0.001(一人でBarに行く女性)*0.6(独身率60%)=359人

つまり、359人の女性のうち、出張へ来る好みの男性0.114人(50名の店内にたまたま隣り合わせになるとして)に出会う確率は0.00000558%。

 

1億人と出会って6名程度。。。まぁ。数字ですから。計算間違えているかもしれませんし。とにかく、極めて低いことが容易に想像できます。

このように少し条件を絞ることでより現実味?のある数字を導き出すことができます。

いまお付き合いをしている方、夫婦になられている方。
もしくはふとした出会いのきっかけからお付き合いするかどうか考えている方。
パートナーとの出会いは運命と思えるほど少ない確率であることは間違いないのかもしれません。

恋愛のほとんどは自己を理性的に納得させた妥協であると言われていますが、たまたまごく少数同士が惹かれ合うことは、広大な砂漠の中から指輪を見つけるくらい難しいものであり、奇跡だといえます。
とはいえ、確率は全てではなく、その時々の出会いを一期一会であっても大切にする気持ちが重要なのかもしれません。