地球上で最も長生きな生物と短命な生物とは

 

人間は何歳まで生きることができるのか、現代技術で永久に生きることは可能か、については長年のテーマといえるでしょう。もちろん、倫理的な問題もありますが、科学としては消えることのない永遠のテーマです。2016年地点で、最高齢まで生きた方は、インドネシアに今でも元気もりもりに生活している145歳のおじいちゃん(1870年生まれ)がいるという情報がありますが、果たして本当かどうか。。。

 というわけで、地球上でもっとも長生きな生物と短命な生物の差はどれくらいあるのか気になったので調べてみました。

人間の平均寿命推移。室町時代は平均寿命23歳!?

 まずは人間からリサーチしてみましょう。この図をご覧ください。

 The World Economy: A Millennial Perspective/ Historical Statistics (Development Centre Studies)

 どの国も平均寿命は上がっています。これは人類が進歩したというわけではなく、食生活が最大の原因となっているでしょう。日本では、室町時代の平均寿命は男で15歳、女で17歳とあり(これらは乳児死亡率の高さが原因)、5歳まで生きた人は男で23歳です。現代と比べると極めて寿命が短いことが分かります。大学卒業して来年にはもう。。。というレベルですね。

世界で最も長寿な生物は1500歳!

世界で長寿な生物として注目を集めたのは、ホンビノスガイという、アイスランド生まれの貝です。推定507歳くらいです。なので、1500年代生まれの貝さんですね。

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http://www.ibtimes.com/507-year-old-ming-worlds-oldest-creature-longevity-tied-clams-genes-photo-1470478

ほかにも、長寿で有名なゾウガメは250年くらい生きるとの噂もあります。

意外なのはウニです。ウニってみんなお寿司屋さんで美味しく食べているあのウニですが、実はかなりの長寿です。中には200年以上生きるとも言われています。

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クジラも負けてはいません。ホッキョククジラは基本的に人間並みに長寿ですが、中には200年以上も生きている個体がいる可能性が非常に高いと考えられている長寿な生き物で鉄板の動物です。ちょこちょこ紹介しましたが、生き物で最高齢は誰なのか。筆者の答えは、海綿動物です。
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北極とか極寒の海に生息し、成長が遅いという理由も含まれますが、海綿動物の中には1500年くらい生きる生物がいます。寿命1500年です。なので、今1500歳の海綿動物さんは聖徳太子がいたころにはすでに生まれていたことになります。

不老不死の生物がいる!?年齢は100,000,000歳以上の可能性!

 これは反則なのでカテゴリに含めませんでしたが、この世の中に人類の永遠のテーマ:不老不死を得ている生き物も存在します。あまり知られていませんが、実はその正体、ベニクラゲです。ベニクラゲは老化すると変形し、細胞が若返って幼生に戻ります。

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幼生に戻った後は、通常通り成長を続けますので、無限ループが繰り返されるのです。そのため、海にいるベニクラゲ、実は1500歳どころか1万歳、いや10万歳、いや、1億歳の可能性すら秘めています。人間でいうと、老衰寸前の方がサナギになって赤ちゃんに戻り、また成長を繰り返すようなイメージです。

短命な生物はカゲロウ。成虫はたったの1日の命。

対照的に、短命な生物に関してはどうでしょうか。答えはカゲロウです。
%e6%98%86%e8%99%abカゲロウは寿命一日と非常に短命な生物です。とはいえ、卵が産まれて成虫になって死ぬまでの寿命ではなく、これは成虫になってから死ぬまでの時間です。このはかない運命をもつカゲロウは、日本で13科39属140種以上も生息しているとされています。意外とたくさんいるんです。世界は広い!

 次は、最強生物について記事を書きたいと思います。攻撃力や猛毒の生物ではなく、生存率0%と思われる環境でも生きていける生物「クマムシ」を紹介します!